ダイエットをしたいならヨガと有酸素運動のどっちがいい?

ダイエットにヨガや有酸素運動が良いって聞いたけどどうなんだろう?

本当にヨガや有酸素運動でダイエットできるの?

どれくらい痩せれるの?

とお悩みの方に、今日は詳しくご説明します。

これを読んで痩せ体質まっしぐら!

ヨガと有酸素運動の違いは?

ヨガと有酸素運動の違いはありません。

ヨガは有酸素運動の一つです。

有酸素運動とは、酸素を体に取り込んで、それをエネルギーとして体を動かす運動のこと。

有酸素運動といえば、ジョギングやランニング、水泳などのイメージが強いかもしれません。

しかし、ヨガもしっかり酸素を体に取り込む運動です。

ヨガではポーズをとってキープする時にも、次のポーズに行くまでの流れでも常に呼吸を意識します。

もちろん瞑想や安座で座っている最中も常に呼吸とともに動きます。

ヨガがダイエットにいい理由は?

ヨガがダイエットに良いのは、「心にも体にも効果があるから」と「満遍なく体を使えるから」です。

ダイエットといえば、皆さん何を思い浮かべますか?

  • 体を動かすことで脂肪を燃やして体重を減らす
  • カロリーや糖質など食事を制限することで体重を減らす

などを考えた方が多いのではないでしょうか?

でもこれってかなり難しいですよね。

ヨガなら自律神経も整える効果も抜群なので、運動をおえた後に食欲が爆発することも防ぎやすいです。

ヨガのレッスンが始まる前にあまり食べすぎてしまうと、集中力が途切れやすかったり、体が重く動きづらいことから、レッスン前の食事に無理なく気を遣うようになります。

またヨガの哲学などを知ると、食事面からもヨガを深めたくなります。

ヨガの考えで宇宙には3つの性質があり、サットバ・ラジャス・タマスとあります。

  • サットバ:調和、幸福など→食べていて心地の良いもの
  • ラジャス:激情、執着→苦い、酸っぱい、刺激物
  • タマス:怠惰、怠慢→鮮度が落ちているもの

3つの中からは、ラジャス・タマス性のものは避けて、サットバ性の高いものを摂取することを心がけようというのがヨガの考えです。

ヨガの教えの中では「食べ過ぎても、食べなさ過ぎてもヨガはできない」と伝えられています

ダイエットのためだけではなく、ヨガを深めたいという気持ちで無理なく自然と食事管理ができるのでストレスが溜まりません。

そして、ジョギングやランニング、水泳など他の有酸素運動と違って、ヨガはたくさんのポーズや流れる動きなどがあるので全身を満遍なく使うことができます。

ダイエットには代謝を上げることもポイント。

全身を使うヨガでは、歪みやすい骨盤の位置が整うことで姿勢がよくなります。

同じものを食べて、同じ時間に起きて、同じ仕事をして・・・という生活をしていても、日常生活で姿勢が悪くて猫背や反り腰になっていると体内の巡りが悪いままです。

せっかく運動しても効率よく脂肪燃焼できず、ダイエットの効果はなかなか発揮できません。

ヨガによって日常生活から良い姿勢をキープできるようになると、常にインナーマッスルが使えている状態。

運動をしていなくても、1日過ごしているだけでも脂肪を燃やしやすくなります。

ダイエットは体重を落とすだけではなく、見た目も大事ですよね。

同じ体重でも、体の中の脂肪と筋肉の割合や姿勢によって見え方は全然違います。

ヨガは筋トレで鍛えられるアウターマッスルではなくインナーマッスルをメインに使うので、ほどよく

筋肉をつけてしなやかで美しいボディラインを作ることができます。

有酸素運動がダイエットにいい理由は?

有酸素運動で消費カロリーを高めることと基礎代謝を上げることがダイエットに効果的です。

同じ有酸素運動でも水泳は水中の負荷がかかってくるためさらに消費カロリーが高め。

同じ1時間の運動でも

  • クロールでゆっくり泳ぐ(300〜400キロカロリー)
  • ちょっと早めの水中ウォーキング(230〜330キロカロリー)
  • 路上でウォーキング(180〜250キロカロリー)

ご飯1膳のカロリーは約150キロカロリー。

摂取カロリーを消費カロリーを上回らなければダイエットはできます。

食べた分、体を動かしてどんどん消費していきましょう。

ただ、有酸素運動は20分以上することで脂肪が2倍燃え出す、エネルギーの消費量が高まるなど聞いたことありませんか?

長らく信じ続けられてきたこの話も今は嘘だと言われています。

運動を終えると呼吸数・心拍数は元に戻り通常の状態になるため脂肪燃焼効果が続くということはないとのこと。

有酸素運動によって血糖値を下げる効果はあるので糖尿病が気になる方などは健康管理のためにも良いです。

つまり、運動は闇雲に長くすればするほどダイエットに良いというものではありません。

習慣化ができていない状態で運動量を増やしすぎると、そのあとの体力が続かずに動かない日が増えてしまうことも。

運動したという満足感から、余計にご飯を食べ過ぎてしまうなんてこともよくあります。

せっかく運動しているのに痩せないというのは、こういったことが原因にあります。

運動量も増やして食事管理も徹底できる!という方は短期間でダイエットの効果を感じられるでしょうが、いきなりハードルを上げすぎるとリバウンドにも繋がります。

効率よく痩せるには、痩せる習慣・体型を維持できる習慣づけが大切。

1日60分の有酸素運動をするのはなかなか時間を取るのが難しいという方も多いと思います。

短期集中型で時間を多くとって有酸素運動ダイエットするよりも、1日20分、30分の短時間で良いから有酸素運動を毎日して続けていくことが痩せるためのポイントです。

短期的に痩せても、またいつもの生活に戻ってしまうと体重は戻りやすいです。

運動することが苦手でも毎日続けていけば確実に慣れますし体力もついてきます。

自然と基礎代謝が上がっていって痩せ体質になってダイエットにも効果的!

そうすることで一生かけてリバウンドしにくい、疲れやストレスも溜まりにくい健康的に体を作っていくことができるんです。

ヨガと有酸素運動、ダイエットにはどっちが効果ある?

有酸素運動の一つのヨガと、他のジョギングやランニング、水泳などもそれぞれダイエット効果はあるといえます。

有酸素運動は酸素を取り入れてエネルギー消費をする運動。

反対に筋トレや短距離などの無酸素運動は高強度・高速で酸素を取り入れずに行う運動。

どちらかというと、無酸素運動で筋肉をつけることで日頃から脂肪燃焼しやすい体を作ることができます。

有酸素運動、無酸素運動、ストレッチ、食事管理などを組み合わせて行うことがさらに効率よくダイエットするにはおすすめです。

しかし、全部を一気に組み合わせるのは難しいという方も多いと思います。

そんな方には、お家で手軽にできて、特に準備するものもいらないヨガから始めるのがおすすめ!

水泳なら水着が必要だし、プールにいかなければいけない。

ジョギングなら走りやすい靴とランニングウェアを着て、外に出て走ったり、ランニングマシーンのあるジムなどに行かなければいけません。

自分に合わなかった時に結局続けられずに、買ったウェアをクローゼットにしまいっぱなしになったり、せっかく入ったジムも会費だけ払い続ける幽霊会員なんて話もよくあります。

家にある動きやすいTシャツとハーフパンツなどで、ヨガマットがなければカーペットの上や、バスタオルを1枚敷けばOK。

すぐにヨガができます!

毎日1ポーズでも良いからまずは習慣づけて、続けることがダイエットの秘訣です。

ぜひ始めてみてください。

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