
夕方になると脚がむくんでだるさを感じる…多くの人が経験していることではないかと思います。
ヨガにはむくみの解消、改善に効くポーズがあります。
生理中や妊娠中のむくみに悩まされる方にも、試していただきたいのがヨガです。
ヨガによるむくみの解消、改善効果についてお伝えします。
目次
ヨガはむくみ解消、改善の効果はある?
むくみを感じやすい体の部位といえば、脚ですよね。
脚のむくみは、立ちっぱなし、座りっぱなしなど、長い間同じ姿勢を続けていることが原因のひとつと考えられます。
血液やリンパ液といった体内の水分の流れが悪くなると、細胞のすき間に余計な水分がたまってしまいます。
とくに、下半身は重力の関係で水分がたまりやすいといわれています。
身体の一部に余計な水分がたまった状態が、むくんでいる状態です。
むくみを解消するためには、血流をよくして体内の水分を循環させることが必要です。
そのためには、重力に逆らって下半身から心臓に血液を送らなければなりません。
血液を送るためには、筋肉を動かす必要があります。
しかし、ずっと同じ姿勢のままでいると、筋肉の動きはほとんどありません。
その結果、体内の水分が循環せず、脚がむくんでしまうのです。
また、生理中や妊娠中のむくみのように、女性特有のむくみもあります。
これは、身体の中に水分をためこもうとするホルモンの働きが原因とされています。
多くの場合、むくみは病気につながるようなものではなく、一晩寝れば治ることがほとんどでしょう。
でも、むくみはだるさや疲労感を伴い、不快なものですよね。
できればむくみにくい体質を手に入れたいところです。
ヨガでむくみを解消、改善できないものでしょうか?
ヨガがむくみ改善の効果がある理由
ヨガには筋肉を伸ばすストレッチの効果があります。
股関節や脚のつけ根、ひざ裏などは、リンパの通り道です。
これらの箇所をヨガのポーズで刺激すると、リンパを流すことができます。
リンパの流れをよくすると、余計な水分や老廃物を流すことができるので、むくみの解消につながります。
ヨガで股関節まわりや脚のつけ根を刺激し、ひざ裏をしっかりと伸ばすとむくみを改善できるでしょう。
ヨガのポーズを支えるためには、筋力も必要です。
とくに、立って行うポーズは脚の筋力を使います。
ふくらはぎの筋肉をつけると、重力に逆らって心臓へ血液を送る力が強くなり、血流を良くすることができます。
筋肉がついて血流をよくすることができれば、むくみの改善が期待できるはずです。
ヨガは、脚の筋力をつけることができるので、むくみの解消、改善につながるといえそうです。
生理前、生理中のむくみはヨガで解消できる?注意することは?
生理前や生理中に身体がむくんだことのある女性は多いのではないでしょうか。
生理中は、黄体ホルモンという女性ホルモンが多く分泌されます。
黄体ホルモンは、女性の身体が妊娠しやすくするために、身体に水分をためこもうとする働きをします。
そのため、身体に水分がたまってむくんでしまうのです。
黄体ホルモンの働きは、女性にとって必要なものなのですが、その結果むくんでしまうのは困りますね。
ヨガは、リンパの通り道を刺激し筋力をつけることで、血行をよくしてむくみを改善できるとご説明しました。
生理中のむくみも、ヨガで血行をよくすることで解消、改善できるといえます。
ですが、生理中にヨガを行う時には、注意していただきたいことがあります。
まず、腹部を圧迫しないようにすることです。
身体をねじるような動きで、子宮に負担がかかるポーズは避けましょう。
ウエアも圧迫感のないものを選んでください。
また、逆立ちのような、身体の上下を逆転させるポーズは、身体から排出される経血を逆流させてしまうので避けた方がよいとされています。
生理中は、むくみ以外にも腰痛、腹痛など様々な身体の不調がやってくるので、積極的にヨガをする気分にはなれないかもしれません。
ですが、ヨガはむくみをはじめとする身体の不調や、気分の浮き沈みといった精神の不調を改善する効果があります。
座ったり、横になったりした状態でできるヨガもあるので、ご自分の体調と相談しながら、無理のない範囲でヨガを行っていただきたいと思います。
妊娠中、妊娠後期のむくみはヨガで解消できる?気をつけることは?
妊娠中の女性も、むくみに悩まされることは多いと思います。
生理前後のむくみと同様に、妊娠中のむくみも、女性ホルモンの働きがひとつの原因です。
妊娠した状態を安定させるため、黄体ホルモンというホルモンが分泌されるので、妊娠中の女性は身体の中に水分をためこみやすくなります。
そのほかに、大きくなったお腹が血流やリンパの流れを圧迫し、血行が悪くなってしまうこともむくみの原因として考えられます。
妊娠後期に入ると活動量が減り、あまり筋肉を使わなくなってしまうので、やはり血行が悪くなってむくみやすくなるようです。
筋肉を伸ばしたり、リンパの通り道を刺激したりして血行をよくすること、そして適度な運動で筋力をつけることで、むくみを解消、改善できるといえそうです。
ヨガは妊娠中も可能
ヨガは妊娠中でもできる運動です。
しかし、人によって身体の状態は違うので、必ず医師に相談してから行うようにしてください。
最近では、マタニティヨガのクラスを開いているスタジオもあります。
マタニティヨガの知識を持ったインストラクターがいるクラスなら、安心して参加できますね。
Youtubeにもマタニティヨガを紹介する動画がたくさん投稿されています。
動画を見ながらご自宅でヨガをしてみてもいいかもしれません。
妊娠中にヨガをする場合は、安定期に入ってからの方がいいようです。
くれぐれも無理はしないようにしてください。
その日の体調をしっかりと確認し、お腹を締めつけない楽な服装で行うことが必要です。
お腹を圧迫するようなポーズや、身体がきついと感じるポーズ、片足で立つなど転倒のリスクがあるポーズはやめましょう。
ヨガでむくみの解消、改善まとめ
ヨガによるむくみの解消、改善の効果をまとめます。
ヨガのストレッチや筋力強化でむくみを解消、改善
ヨガにはストレッチの要素があります。
股関節やひざ裏を伸ばし、リンパの流れをよくすることで血行をよくすると、むくみを改善できます。
ヨガをすると筋力がつきます。
ふくらはぎの筋力が強くなると、血液を心臓に送る力が強くなるので、血流がよくなり、むくみを解消できます。
ヨガで生理中のむくみを改善
ヨガで血行をよくすると、生理中に起きるむくみも解消、改善できるでしょう。
ただし、生理中にヨガをするときは、お腹を圧迫したり、身体の上下を逆転させたりしないように気をつけながらヨガをしましょう。
激しい動きのないものがおすすめです。
ヨガは妊娠中のむくみ改善にも効果あり
ホルモンバランスの変化や大きなお腹による血流の圧迫、運動不足からくる妊娠中のむくみ。
これもヨガで血行をよくすると、解消、改善が期待できます。
しかし、妊娠中のヨガは、よりいっそうの注意が必要です。
まずは、かかりつけの産婦人科医に相談しましょう。
妊娠中にヨガをするならマタニティヨガがおすすめです。
ヨガには、股関節周りや脚のつけ根など、血行をよくするのに重要なポイントに刺激を与えるポーズが多くあります。
身体がかたいのなら、無理をして伸ばす必要はないので、少しずつ身体を動かし、血行を改善していきましょう。
定期的にヨガをやっていれば、むくみの解消、改善の効果を感じられるはずです。