
近年、テレビのCMなどにより「ホットヨガ」が女性の間で流行っています。
特に「汗をたくさんかく」事がダイエット効果に期待出来るとあって、CMをきっかけに始める人もいるかと思いますが、中には暑い環境が苦手で諦めている人もいるのではないでしょうか。
巷では、ホットヨガの他にも常温の環境でおこなうヨガのスタジオがあり、常温ヨガの汗でも嬉しい効果があるんですよ!
今回は、常温ヨガでかく汗の嬉しい効果と、日常でかく汗との違いをご紹介します!
目次
常温のヨガでも汗ってかくの?
ホットヨガは真夏のような高温多湿の環境の中でヨガをおこなう為、レッスン中から滝のように汗が流れて終わった後にはウェアが絞れる位にびっしょりになる事で有名ですよね。
ホットヨガは高温多湿の環境に身を置く事で、外側から体や筋肉を暖めてしなやかに動くようになります。
そこにヨガのポーズの負荷が深まる事で筋肉で作られる熱量が上がり、それに伴い汗も増えるので結果「滝のような汗」になるのです。
では、常温ヨガはどうでしょうか?
「汗をかく」とイいうメージがあまり無いですよね。
常温ヨガは、室温22~26℃の間に設定された部屋の中でヨガをおこないます。
汗はかきますが、ホットヨガの「滝のような汗」とは違って「じっとり汗ばむ位」の量です。
一見すると、ホットヨガの方が汗がたくさん出ているので良いように思いますが、常温ヨガはホットヨガとは違って外側から体を暖めていない分、しっかりと筋肉を動かす事で体の芯から温まります。
しかも体の芯から暖まっているので持続性があり、レッスンが終わった後もポカポカとしています。
ヨガでかく汗と日常でかく汗の違いは?
ヒトは体温が上がった時に、体を冷やして調節する為に汗をかきます。
猛暑日に外に出掛けた時、汗がベタベタしている事が多くないですか?
しかもベタベタしているだけでなく、匂いがしたり炎症を起こして痒みや汗疹(あせも)になったりもしますよね。
しかし、ヨガでかく汗は「サラサラ」しているんです!
汗は皮膚の下にある「汗腺」という場所で血液から作られていて、汗の原料となる血液には水分と塩分が含まれています。
汗として体外に出る時は、残り水分だけが体の外に出されます。
なので本来汗は、サラサラとしていて無味無臭のものなのです。
ですが、温度を感じる時に脳か皮膚の表面かで「ベタベタの汗」か「サラサラの汗」かに別れます。
炎天下の中でかく汗が「ベタべタの汗」になってしまうのは、皮膚の表面が暑さを感じて急激に上がった体温を下げる為に急いで汗を出す事から、上手く水分だけを出す事が出来ずに塩分を含んだ状態で体の外に出てしまうからです。
一方ヨガでかく汗は、脳で体の暑さを感じます。
どういう事かというと、ポーズを取って筋肉を動かし循環が良くなる事で脳にも血流が行き渡り、脳の温度が上がる事で暑さを感じています。
脳の温度が上がるまでに時間があり血液中にある水分と塩分がきちんと仕分けられる事から、水分だけのサラサラとした汗を出す事が出来るのです。
そうなると、サラサラの汗はヨガなどのスポーツをした時でしか出ないのでしょうか?
普段から定期的に運動などで汗を出して汗腺の働きを良くすると、日常でもベタベタした汗からサラサラとした汗を流す事が出来るようになりますよ!
普段エアコンなどをつけて汗をかかない環境を作っていると、体温調節の機能や汗腺の働きが鈍くなったり毛穴に老廃物などが詰まったりする事から、ベタベタの汗になってしまいます。
エアコンに頼りすぎずに脱水症などに気をつけながら適度に汗をかいていると、体温調節の機能や汗腺の働きが正常に戻り皮膚も清潔になってスムーズに出る事から、だんだんとサラサラの汗になっていくのです。
また、匂いに関してはサラサラとした汗でも肌の汚れや雑菌などが付着して発せられる場合もあるので、日頃から清潔に保ちましょう。
ヨガで汗をかく嬉しい効果とは?
ホットヨガでも常温ヨガでも汗をかく事で嬉しい効果が3つあります。
汗の嬉しい効果①美容効果
まず1つ目は、美容効果です。
汗には、化粧水や美容液にも含まれている乳酸ナトリウムや尿素などの天然の保湿要素があり、それらは肌の奥まで浸透し保湿してくれます。
「汗は化粧水や美容液だ」と言われるのはそれが理由です。
流れる汗はそのまま肌に馴染ませた方が保湿してくれるので良いですが、余分な汗はそのままにしておくと肌トラブルを引き起こしてしまうので、避ける為にタオルで優しく抑えて拭きましょう。
また、汗には体の中にある老廃物を外に出したり毛穴に詰まった汚れなどを流したりと、デトックス効果もあるので綺麗なお肌へと導いてくれますよ。
汗の嬉しい効果②ダイエット効果
2つ目はダイエット効果です。
ヨガは自分の筋肉を使って熱を作り出し脂肪を燃焼しているので、ダイエット効果が期待出来ます。
体か暖かくなって汗をかくという事は、脂肪が燃焼されているという事です。
そして、ヨガのポーズや腹式呼吸はインナーマッスルを刺激し鍛えられるので、より痩せやすい体へと導いてくれるのです。
また、腹式呼吸にはポーズを深めるだけでなく酸素をたくさん取り込む事で血流の流れが良くなるので、体も暖まりやすくなる効果があります。
ヨガをおこなう際には、せび呼吸にも意識してみましょう。
汗の嬉しい効果③体質改善
最後の3つ目は、冷え性やむくみの改善です。
ホットヨガにしろ常温ヨガにしろ、自分の筋肉を使って熱を作り出し血流を良くして内側から体を暖めています。
汗が出るのは血流が全体に行き渡り、体がポカポカと暖まっている証拠です。
そして、筋肉は血液を体全体に送るポンプの役割も担っています。
ヨガのポーズで筋肉が鍛えられるとポンプとしての力も強化されるので、結果として冷え性やむくみなどが改善されやすくなります。
冷え性やむくみは筋肉のポンプが弱り血流が滞っていると考えれていて、筋肉のポンプが力強く働いていると血液が良くなり末端にまで届きやすく、また、余分な水分もスムーズに外に出す事が出来るようになるのです。
ヨガと汗まとめ
常温ヨガでかく汗の効果と、日常でかく汗との違いをご紹介していきました。
常温ヨガでも汗をかきますが、ホットヨガに比べると少なく「汗ばむ位」の量です。
ホットヨガは高温多湿の環境にヨガのポーズが加わる事で滝のような汗をかきますが、常温ヨガは自分の筋肉を動かす事で熱を生み出す為、汗ばむ位の量になるのです。
また、ヨガでかく汗は日常生活でかく汗とは違いサラサラとした汗になっています。
日常生活で汗をかく時、主に皮膚の表面で温度を感じて体温を調節する為、汗を一気に出します。
その時血液に含まれている塩分も一緒に出る事から、ベタベタとした汗が出ます。
一方ヨガの汗は脳が温度を感じる事によって出されていて、塩分は血液中に戻され水だけが出ているのでサラサラとした汗になっているのです。
「汗」と聞くと何となく嫌なイメージを思い浮かべてしまって、嫌悪してしまいますよね。
ですが、ヨガでかく汗には美容やダイエット、体質改善などの女性にとっては嬉しい効果があります。
汗をかく事で体の老廃物や毛穴に詰まった汚れを流してくれ、しかもその汗には天然の保湿成分も含まれているので肌を乾燥から守り保湿もしてくれます。
そして、筋肉を使って熱を生み出しているので脂肪が燃えやすくなり、ダイエット効果もあるんですよ。
また、体が持続的に暖まるので、冷え性などの体質改善も期待出来るので、嬉しい事ばかりですね。
ホットヨガも常温ヨガのどちらも、健康や美容に良い運動です。
常温ヨガは家でも簡単におこなえますので、まずは気軽に本や動画を見ながらおこない、心地良く汗をかいてみて下さい♪