
ヨガは心身のバランスを整える素晴らしい習慣ですが、意外と見落としがちなのが水分補給。
特に初心者の方は、「ヨガの最中に水を飲んでもいいの?」「どのくらい飲めばいいの?」と迷ってしまうこともあるかもしれません。
この記事では、ヨガ中の正しい水分補給のタイミングや量、おすすめの飲み物などを詳しくご紹介します。
目次
① ヨガで水分補給はしたほうがいいの?
結論から言うと、ヨガ中も水分補給は必要です。
ただし、がぶ飲みはNG。ヨガは呼吸や内臓の動きに集中するため、適切なタイミングと量での水分補給がポイントです。
ホットヨガやパワーヨガなど、汗をたくさんかくタイプのクラスでは特に脱水症状に注意が必要です。
体のめぐりをよくするためにも、こまめな水分補給は欠かせません。
② 水分が体に大切な理由とは?
人の体の約60%は水分で構成されています。水分が不足すると、筋肉のけいれん、集中力の低下、代謝の低下など、体にさまざまな悪影響が出てきます。
ヨガは、ゆったりとした動きの中で体の内側を整える運動でもあります。
そのため、体内の巡りをよくし、老廃物を流すためにも水分はとても重要。さらに、水分補給は疲労回復や美容面にも効果的です。
③ ヨガ中におすすめの水分は?
ヨガ中には、以下のような体に優しい飲み物がおすすめです。
- 常温の水:内臓を冷やさず、吸収もスムーズ。
- 白湯(さゆ):デトックス効果が期待でき、特に朝ヨガにぴったり。
- レモン水:爽やかな風味で、代謝をサポート。
- ミネラルウォーター:汗と一緒に流れ出るミネラルの補給に最適。
※カフェイン入りの飲み物や炭酸飲料は、ヨガ前後には避けるのがベターです。
④ ヨガで水分補給をする時にどのぐらいの量を飲めばいい?注意点は?
水分の摂取量は体格やヨガの種類にもよりますが、ヨガ前後を合わせて500〜800ml程度が目安です。
タイミングのポイントは以下の通り:
- ヨガ前: 開始の30分前に200〜300ml程度の水を飲む
- ヨガ中: 喉が渇いたら一口ずつ、こまめに飲む(無理に飲まない)
- ヨガ後: 汗をかいた分、しっかり補給(300〜500ml)
注意点:
- 飲みすぎると動きづらくなるため、「少しずつ」が鉄則
- 冷たい水は内臓を冷やすので避ける
- ヨガ後に糖分の多いスポーツドリンクを摂りすぎないこと(必要以上のカロリー摂取につながる)
⑤ ヨガと水分補給まとめ
ヨガをするうえで、水分補給は欠かせない大切な習慣です。
ただし、やみくもに飲むのではなく、体と相談しながらタイミング・量・種類を意識することが大切です。
初心者の方は、まずはヨガ前後で水をしっかり飲むことからスタートし、ヨガ中も喉が渇いたら我慢せずに一口飲むようにしましょう。
あなたのヨガ時間が、より快適で効果的になりますように。