ヨガと瞑想の関係は?効果ややり方、意識の仕方はどうすればいい?

近年、有名人やスポーツ選手が瞑想を行っているというSNSを見たり、お話を耳にしたりしませんか?

瞑想は、忙しい現代人にとってリラックス効果の高いことや、集中力を上げる方法として大変注目されています。

ヨガの中でも多く取り入れている瞑想ですが、瞑想にはどのような効果があったり、やり方はどんなものがあるのかを今回お伝えしていきます。

ヨガで大切な瞑想の効果と関係とは?

ヨガを行う際に大切なのは、「瞑想」「呼吸」「アーサナ(ポーズ)」の3つです。

この3つはお互いに深くかかわりあっているもので、1つもかけることなくキレイに調和することが大切です。

理想的な姿勢で呼吸をし、瞑想で緊張をほどきほぐすために、ヨガのアーサナが生み出されました。

瞑想・呼吸・アーサナはこのような関係で深く結びついています。

ヨガと一緒に行っていくことが多い瞑想は、精神を落ち着けたり、疲労を回復させるなど、心身に大きな効果が期待できます。

リラックス効果

瞑想を行い、精神をリラックス状態へ導くことにより、日頃のイライラやモヤモヤをいう感情がリセットされます。

こうしてストレスを軽減させるだけではなく、ネガティブな感情からポジティブな感情へ気持ちを切り替えることが身につけられるようになります。

自分の持っているストレスを緩和してポジティブ思考になれることで、ストレスを感じにくい非常に安定感のある精神状態を保てるといわれています。

ストレスへの免疫が身についていきます。

疲労回復効果

瞑想を行うと精神が落ち着くので、自律神経が整うといわれています。

無心で何も考えない状態を作り出すと、脳がおやすみをして免疫力や疲労回復の働きがアップします。

深く落ち着いた呼吸を行うと、身体の緊張が少しづつほぐれていきます。

寝る前に行う瞑想は睡眠の質を上げるといわれますので、1日の疲れを癒す効果もあります。

集中力の向上

瞑想は目を閉じて外部からの刺激をシャットアウトし、自分の意識にのみ集中するものなので、感覚が研ぎ澄まされ、集中力の向上に繋がります。

オンとオフの切り替えが上手くできるようになるので、高い集中力を維持する効果が期待できます。

深い集中状態をつくりだすことができるので、スポーツ選手が試合前に行ったり、仕事で集中したいときや、大事な会議前に瞑想を行っている方はこの効果を得るために行っている方が多いでしょう。

自分の内側を浄化する

ヨガっぽいワードですが、瞑想は深くゆっくりな呼吸をしながら行うため、脳にたっぷりと酸素を送られます。

呼吸が浅い状態だと、脳が酸欠状態をおこしてしまうため、軽い緊張状態が身体の中におこってきます。

瞑想による深い呼吸は脳に作用し、持続して行えるため、集中力を高めるといわれています。

膨大な情報量を処理する脳は他の部位よりも10倍以上の酸素量を必要としているため、瞑想は脳に効果的に作用します。

脳に十分な酸素を与えることにより、瞑想で人を内側から浄化してクリアな健康状態に導けるでしょう。

ヨガの瞑想の意識の仕方や、やり方は?

瞑想は無心になって自分の意識に全集中できる環境を整えることが最も大切です。

周りに意識が向いてしまうような場所ではなく、なるべく静かな空間が理想的です。

瞑想状態に入りやすいポーズは、安座(あぐら)の状態です。

ヨガの呼吸を行いながら、なるべく空気のおいしい美しい風景を思い浮かべて、そこに自分がいるイメージで行っていきます。

人なのでどうしても雑念が生まれるときもあります。

そんなときは、そのことに正解・不正解をつけずに、そう考えている自分をただ見つめていきます。

最初、安座がきつくて集中できなかったり、慣れない方は、ヨガニードラで寝た状態で行う瞑想をオススメします。

ヨガニードラ

ヨガニードラも、瞑想と強い関係があります。

ニードラというのは、サンスクリット語で「眠り」という意味がありますので、ヨガニードラは「眠りのヨガ」とも言われています。

仰向けになり、身体の隅々までリラックスして瞑想状態へ入っていくというものです。

 

ヨガニードラではシャバアーサナ(仰向けの状態)で身体全体を感じて、呼吸法やイメージ法を使い、総合的に調和の状態を作り出していきます。

シャバアーサナの姿勢で行うことにより、リラックス効果が高まり、頭の先からつま先まで、1つ1つ丁寧に感じていきます。

そうすると結果的に自律神経も整ってきます。

このようにリラックスして、全身を緩めていくことでマインドを制御する(心の働きを死滅すること)を達成していきます。

実はこれを座って行っていくのが、瞑想です。

すごく難しく聞こえるかもしれませんが、ヨガニードラは初心者の方からヨガを長く行っている方まで幅広く行うことができます。

 

特に現代人は、情報量の多さや忙しい日常の中で、ストレスが溜まったり悩みごとが日々耐えない

眠りが浅くなる疲れがとれない…という方が多いかと思います。

そのような状態から解放されて、本来の自分へと戻っていくことがとても大切で、ヨガニードラは特にオススメです。

ヨガニードラは、大きく身体を動かしていく動的なものではなく、心身を和らげるものです。

柔軟性や難しいポーズへの努力は必要ありません。

ただ、自分自身を開放し、さまざまなものを手放していくというものです。

とても気持ちよく開放的な気分になります。

途中で寝てしまう人もいるくらいですので、おうちでも簡単にできます。

日常から少し離れて自分自身を感じる瞬間ってなかなかないかと思います。

ただ、この時間が私はとっても大切だと感じます。

ぜひ、行ってみてくださいね☆

自宅で瞑想をやるには?

瞑想は、最初一人で行うとなるととても難しいです。

まずは、体感して方法を知ることから始めることが大切です。

初心者の方はぜひ、瞑想を主として行っているヨガの先生の元でレッスンを体験してみてください!

少し慣れて自分でもできるようになったなと感じたら、最近ではYoutubeや瞑想のアプリなどもでてきていますので、いろんな方法を試してみるといいかと思います。

こんな感じで行うんだなあというのを体感するとその後も継続しやすいかと思います。

 

有名人の方や先生を見ていると1時間行ったりする方が多いですが、最初は寝る前の3分だけでも構いません。

少し慣れてきたら、10分、30分と少しづつ時間を伸ばしてみるといいですね!

実際に、私も瞑想を始めた頃は、集中できなく雑念だらけでした(笑)

何分もできない!こんなの効果あるの?と思う方も多いとは思います。

最初は、そんなものですが、瞑想は継続して行うことで効果があらわれてきます。

ご自身の好きな場所を見つけてみたり、癒しの音楽を流してみたり…

正解や不正解はないので、あんまり気負いせず自分にあった方法を見つけてみてくださいね!

ヨガと瞑想まとめ

いかがでしたでしょうか?

ヨガを行っていた方は一度はやったことがあるかもしれませんし、これから出会う方もいるかもしれません。

今からヨガや瞑想で出会う人もいるでしょう。

今までとは少し違う日々のルーティンや、環境にストレスを抱えているのであれば、ぜひヨガと瞑想で心身のバランスを整えてみることをオススメします。

ヨガや瞑想はあまり場所を気にせず、基本的にご自身の身体があればできるものです。

毎日継続して行うことが理想的ですが、まずは自分にできる範囲のことから始めて、少しづつでも効果が表れることを楽しみに行ってみてくださいね!

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