
ヨガインストラクターになりたいけど、資格取得って何歳でもできるの?
平均的な年齢や、年代別における資格取得のメリットやデメリットそれぞれあるでしょう。
現役インストラクターが感じる資格取得についてご紹介していきます。
目次
ヨガインストラクターの資格を取得する平均年齢は?
ヨガインストラクターになりたいけど自分はもう何歳だし・・・
「ヨガを仕事にするにはもう遅すぎるよね」なんていう声も実際に聞きます。
実際にヨガインストラクターの資格を取得する平均年齢は20代半ばから30代前半。
年齢層的にいうと若い方が資格取得することが多いです。
かと言って、30代後半以上が資格取得を目指す人がいないかというとそんなことはありません。
ヨガ自体、いろんな種類がありますし高齢者の方でもできるのがヨガの魅力。
実際に年を重ねてもヨガを続けていけるんだから、インストラクターだって年を重ねても続けられるんです。
20代でヨガインストラクターの資格取得をするメリットとデメリットは?
資格取得で最も多いのが20代半ばから。
20代でヨガインストラクターを目指すのに一番のメリットは、体力があることです。
ヨガで勉強することは、哲学や瞑想や解剖学はもちろん大事ですが、何より体も動かしていきます。
自分の体で覚えていかなければいけません。
体力があることに越したことはありません。
私は20代半ばで1ヶ月の短期集中型でヨガの資格取得に取り組みました。
もともと学生時代も文化部で運動経験がない中でチャレンジしたため、本当にこの1ヶ月は毎日があっという間で1日1日体力を使い果たして勉強するという形でした。
正直、もともと運動経験が豊富で体力に自信がある方が羨ましかったです。
もう一つのメリットは、若さも含めてお客様・生徒さんにとっての憧れのインストラクターになりやすいです。
ヨガをしてむくみが取れたり、ほどよく引き締まったり、美肌になったりとヨガを通して自分の体に変化を感じるのが早いです。
ヨガインストラクターになった時に、やはり先生として憧れられる立場になりやすいです。
「私もヨガをして、こういう風になりたい!(痩せたい、生き生きしたい、元気になりたい、美肌になりたい等)」というモチベーションを上げられます。
反対に、20代でヨガインストラクターの資格取得をするデメリットは個人的には特に見当たりません。
ヨガが好き、興味があるのであればどんどんチャレンジして欲しいです。
30代でヨガインストラクターの資格取得をするメリットとデメリットは?
30代でのヨガインストラクターの資格取得をするメリットは、ほどよく社会経験も積んでいるためお客様に喜んでいただけるレッスンを提供できること。
30代となると一度社会に出て、社会経験を積んでからの資格取得という場合が多いと思います。
ヨガ哲学から見ると、ヨガはマットの上で上手に傷つく練習ができる場所とも言われています。
社会に出ると楽しいことばかりではなく仕事での人間関係や、会社での労働、家族での悩み事などさらに辛いことが待ち受けていますよね。
ヨガではアーサナの練習をして、失敗してできない自分に落ち込んで傷ついたり・・・そういうことが社会で上手に傷つく練習にもつながると言われています。
自分自身でそういった経験もしてきて人生に深みが出始めたところで、ヨガの資格取得をすることでより哲学なども勉強しやすいのはメリットかと思います。
インストラクターになった時には、アーサナや瞑想だけではなくヨガの哲学も自分自身の経験も踏まえて、自分の言葉でヨガを伝えていくことができます。
よりお客様や生徒さんに、ヨガを楽しんでもらえるレッスンをすることができるはず!
また資格取得後の働き先の窓口が幅広いのも30代までの魅力です。
フリーで活動されるようであれば関係ありませんが、ジム併設のヨガ教室やホットヨガ教室などで就職に有利です。
少しハードなレッスンプログラムが多いため、体力的にもまだ余裕がある30代までならそういったところにも就職しやすいです。
デメリットは、20代でも全く運動習慣がなかった方が資格取得を目指した時に体力不足を感じることだと思います。
最初は辛いかもしれませんが、ヨガをすることで自分自身も健康になっていきますのでご安心を!
40代以上でヨガインストラクターの資格取得をするメリットとデメリットは?
40代以上で資格取得をするメリットは、30代でのメリットと同じく自分の人生経験を生かし、自分の言葉でヨガを伝えられる。
深みのあるレッスンをすることができるようになります。
また、インストラクターとしての安定感や安心感もあります。
ヨガ人口は10代から70代まで幅広い中で、中間より年齢が高い方が資格取得をすればどの年代にも親しみやすいです。
そして同じ40代でヨガを始めたい方などにも、同じ年代だからこそ感じる心身の悩みに対応できるヨガのレッスンをすることができます。
デメリットとしては、もしヨガを始めたばかり、初心者の方であれば20代の頃よりは体力が衰えているため資格取得での体力不足は感じやすいと思います。
でも、ヨガを通して体を鍛えることができれば、その体力不足も解消できますので辛いのは最初だけです!
そしてやはり年齢を重ねると、「昔はすぐ覚えれたこともなかなか記憶できない’」なんて言いますよね。
これは個人差あると思いますが若い頃に比べると記憶力の衰えも少しデメリットになってしまうかもしれませんね。
それでも、80代になってからヨガインストラクターの資格取得を目指される方だったおられます。
年齢なんか気にせず、少しでも興味があればぜひチャレンジしてくださいね。
ヨガインストラクターの資格を取得する年齢まとめ
最後にまとめますと、ヨガインストラクターの資格を取得するおすすめの年齢は特にありません。
ヨガに興味を持ったり、ヨガが好きでインストラクターになってみたいなと少しでも思ったなら年齢なんか気にせずいつでもトライしてみてください。
あえて年齢でまとめると
20代での資格取得メリットは体力があり、飲み込みが早いことです。
ヨガは哲学や解剖学などの座学だけではなく体を動かしてアーサナを覚えていくことも重要。
体力があることに越したことはありません!
また、20代ならではの若さ、美しさはヨガインストラクターとして憧れの的になりやすいです。
生徒さんたちのモチベーションアップにも繋がります。
30代での資格取得メリットは、自分ならではの人生経験とヨガでの学びを繋げやすく深みのあるレッスンができることです。
デメリットは運動習慣がない方は新しいことを学び始めは体力的にきつくなってくるかもしれません。
40代以上での資格取得メリットは、30代と同じように自分ならではの経験とヨガを組み合わせてのレッスンができるようになること。
そして、今ままでの経験などを生かして、様々な年齢の生徒さんの悩みに合わせたレッスンができるはずです。
デメリットは、ヨガを全く初めて学び始める方は体力的な負担や、覚えることも若い頃よりは少し大変に感じるかもしれません。
しかし、現役80代でヨガインストラクターをされている方もいらっしゃいますし、ヨガ自体が老若男女共にできるものです。
年齢に囚われず、興味を持ったらすぐにヨガの世界に飛び込んでみてください!
きっともっと楽しい人生に変わっていきますよ。